観葉植物を使った室内インテリアの作り方6種まとめ:わが家のジャングル化計画
「わが家のジャングル化計画」
こんにちは。ごんだいらです。
先日レッスンで室内で観葉植物をおしゃれに飾る「わが家のジャングル化計画」
というテーマで作品を作りました。
今回の手法
寄せ植えっぽい仕上がりに変わりありませんが、手法を変えます。
観葉植物は特に一つ一つの植物で性格が違います。
丈夫な種類から、南国で育つナイーブなものまで。
水の欲しがり方もかなり違います。
耐寒温度も日当たりの好みなども違います。
一緒に植えてしまうと確実にどれかは水分過多で弱っていくでしょう。
そこで、見た目は寄せ植えっぽく見えるけど、今回は
「投げ込み」という手法で作品を作っていきます。
これって正式名称?
この「投げ込み」っていう呼び名は正式名称なのかどうかわかりません。
わたしが花屋時代に勤めていたお店で植えこまないで「ポット苗のままセッティングすること」を“投げ込む”と習いました。
わたしの中では最初野球のようにものを投げるイメージがあったので、違和感がありましたが、花屋にどっぷりつかって仕事をしているうちにその違和感も全然なくなりました(笑)話が脱線しました。
今回使う器です
アンティーク風のブリキの器です。
シャビーな加工を施されています。
観葉植物のグリーンがよく映えると思います。
ちなみに半年間外で寄せ植えに使った器はこんな感じです。
内側は少し錆感ありますが、外側はほとんど風合いは変わりなしです。
園芸用品として加工されているものなので、その辺はしっかりしています。
今回は室内で使うので、さらにほとんど変化なしで楽しめると思います。
◆手順を説明します。
- 配置を考える
- 器にセロファンを敷く
- 重なりや不安定なところにセロファンボールを入れ込みます。
- 見た目を美しく整える
◆観葉植物6種の解説します
□フリーセア →フリーセア属
この植物の仲間はパイナップル科の植物ですが、雨季と乾季のはっきりしている地方に順応してきた植物です。
水やりは葉の間に水をためておいてそれを時々新しい水に入れ替えてあげるようなやり方をします。株元には与える必要がありません。
冬は、室温が下がる場合は、鉢を逆さにして筒状の中にたまった水を落とし、鉢土が乾いたら鉢土だけに水を与え、筒の中に水をためないようにします。
明るい半日陰で育てましょう。
もし花が咲いているなら、一度しか花を付けない植物なので脇に子株ができたならばある程度大きくなってから切り離して独立させてそれを育てます
花期はめちゃめちゃ長い。耐寒性8℃なので、冬は暖かめの場所が良い
□ゲットウ(月桃)
沖縄から九州。
本土では4月から10月頃までは外で管理することができますが、11月から3月ごろまでは、室内で管理をした方が良いです。
→観葉植物と同じ感覚。
水を好みますが水をやり過ぎると根腐れをして枯れてしまいます。
一方、水が切れても弱ってしまうので水やりのコツは、鉢の表面の土の乾燥状態を見ながら水やりをすることです。
朝晩の気温が下がって来る秋以降になると、ゲットウは段々水を吸わなくなっていくので、水やりには注意が必用です。
冬の季節は、暖かい部屋で管理する場合は、鉢の土の表面が乾いたら水やりをします。
寒い部屋で管理する場合は、土の表面が乾いてもすぐに水やりはしないで数日たってから水やりをすることが、賢い管理をするコツです。
特に寒い部屋で管理をする場合は、水のやり過ぎは根腐れを引き起こし、枯れてしまうこともあります。
また、葉が乾いたら霧吹きを利用することも良いです。
鉢植えのゲットウは、乾燥したり陽射しが強かったり土の表面が乾燥したら水を与えます。
水を必要以上に与えると根腐れしやすく、枯れやすいです。
葉が乾燥した場合は、霧吹きを使って水を吹きかけると元通りになります。
実が付く(うまくいけば)葉に殺菌効果や防虫効果があるので、防虫剤や防腐剤、化粧品などに活用されています。
沖縄などでは昔からゲットウの葉を食材を包む材料としても活用されています。
ハナミョウガ科です。確かに姿からみょうがイメージできます。
□エバーフラッシュ
細長い葉が集まり涼しげな葉姿が美しいエバーフレッシュは、
東南アジアや中南米原産の熱帯性の植物です。
スタイリッシュな見た目。
日が当たる窓辺や照明の当たる明るい場所に置いてあげると、冬でも健全に保てます。室内の気温は、10度以上に保つようにしてください。
10度以下の環境下で育て続けると、葉が傷んでくるなど、生育に支障をきたします。
また、日光や照明が当たらない暗い場所は避けてください。
耐陰性があるので生育はするものの、葉が落ちやすくなってしまいます。
加えて、新しい葉が出てきても間延びしたような不恰好な見た目になります。
*昼間は葉を広げ夜になると葉を閉じるユニークな性質も持っている。
*夏場は水はたっぷり夏場で日中に葉が閉じていたら水切れの可能性
□ポトス
そもそもポトスとは、
南太平洋に位置するソロモン諸島や東南アジア原産の
サトイモ科エピプレナム属の常緑蔓(ツル)性植物です。
・ヘゴ仕立て→葉っぱは大きく
・自然に育てる→つる性で葉っぱは小さめに
□ヘデラ
おなじみヘデラ族アイビーともいう。
つる性の植物です。
丈夫で育て方も簡単ですので、皆さん一度は育てたことあるでしょう。
今日は変わった縮れ風の葉っぱのヘデラです。
皆さんよくご存じなので細かい説明は省きます。
□コクリュウ
スズラン科
リュウノヒゲ属
耐署・耐寒OK
日向から日陰までOK
とても優秀な植物です。
黒い葉っぱが
昨年植え替えず、このままでたくさん実がなりました。
紫の花が咲きます。
実はついていますがスズラン科です独には気を付けましょう。
外に置いていたので枯れた部分も多いので葉っぱの整理をしましょう!!
◆手順どおりに話を進めていきます
まず、植物の手入れをします
(コクリュウは刈れていたりする葉っぱも多い)
これは材料説明の後にお話しします
①配置を考える
まずはポット苗状態の植物の高低差、植物自体の高低差を確認して全体の作品のイメージを考えます。
今回は基本的に“ラウンド型”が作りやすいと思います。
中央を高めにサイドに垂れるもの。
ですが、あまりまっすぐに急降下するような配置にすると動きが消されるので
途中盛り上がりがあったりするように工夫してみてください。
②器にセロファンを敷く
飛び出した部分ははさみで丁寧に切り落とす。
動かないようにセロテープ等で仮止め
③重なりや不安定なところにセロファンボールを入れ込みます。
花屋時代は「あんこ」とか「まくら」という言葉で表現していました。
特に結婚式のブートニアは横になると花弁(はなびら)が痛むので
倒れないように痛まないように支えることです。
今回の場合はカサを上げて高さを出すとか、そろえる、という意味になります。
④見た目を美しく整える
配置が終わったらポットの端が見えていたり土の部分が見えるところを
“シサル麻”でフォローします。
ポイントとして、
1.使いすぎない
2.中央部分葉の重なりもあるのでほぼ使わない
3.鉢の外周に部分的に使うようにする。
こういった形で見た目を整えていきたいと思います。
【病害虫】について
全般的に観葉植物で多くみられるものは以下の通りです。
ハダニ(ペタペタ)
カイガラムシ アブラムシ
どれも完全な解決策があるわけではなく、その都度対応していくのがいいと思います。予防で薬を使うのは植物をかえって弱らせます。
たまにセットを崩して外で水をあげて細かい部分の様子を確認しましょう。
寄せている状態だと変化に気づかないこともあります。
◆動画で確認ください
テキストで分かりにくい部分があったと思いますが、こちらの動画でご確認ください。
◆管理方法について
育てていくうえで大切なポイントを解説しています
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