窓が作りだすフレームワーク:イベント展示での植栽仕事
フラワーハウス“FlowerHouse”からのワンシーン。
ぐりーんらいふコーディネーターの
ごんだいらあやこ です。
窓ってすごい!
ある程度計算はしましたよ。
2人のガーデナーの意見は最初からほぼ一致していました。
「ここに窓があれば、人はこんな感情が芽生え、
きっとこんな行動を起こすだろう」
そして、その予測通り多くの方がこの窓を利用して
可愛い写真を撮ってくれました。
ちゃんと子どもたちが写真を撮りやすいように、
窓の下にステップを準備していただきました。
このステップがあるだけで、何の説明をしなくても
人はここで写真を撮るのです。
窓の周囲は特に意識して花をいっぱい飾ってあります。
顔の高さに可愛いお花たち…。
ただ一つ予想外のことが起こったのです
県立植物園には一眼レフカメラを抱えたアマチュアカメラマンがたくさん訪れます。
彼らはこの建物の前に来ると必ず吸い寄せられて中に入っていきます。
そして、素敵な発見をしてくれるのです。
ある一人の男性カメラマンが小屋の中から写真を撮っていました。
中から撮っても暗んじゃないかな?
「外から撮ると素敵な写真が撮れますよ」と声を掛けてみたところ
「ここからも素敵な写真撮れますよ」という返事。
…え?
男性の横に移動して、窓からの風景を見て…ビックリ!
何て素敵な風景が広がっているのでしょう~
青い空に緑の丘、宿根草がボリュームよく育ち、
芝が気持ちよく広がっている。
わあ…素敵な風景。
さすがにここまでは計算できませんでした。
神様が私たちにくれたご褒美です。
そして時間が変われば、人が移動して新たな絵画が
出来上がる。
何枚撮っても新たなストーリーが展開される窓って素晴らしい!
これはイベントの時だからこそ出来上がる風景ですよね。
自然と人が寄ってくる構造物ってすごいですね。
「情熱は想像を超える!」
フレームを作ることでいろいろなストーリーが
広がっていく…ということを学びました。
新潟県立植物園
http://botanical.greenery-niigata.or.jp/
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