ガーデニングを仕事にしてみたら
「日々是好日」
「毎日、良い日だね」っていう幸せな言葉です。
ガーデニングを仕事にするって
どういうことだろう?って改めて考えてみました。
季節に逆らわず、地球の営みに
自分を合わせて、人間も気持ちいいと
感じられる場所を作る作業。
それらが全てうまくいったときには
「日々是好日!」と噛みしめる感じでしょうか。
派手にバーザーイ!とも違う、
じわじわと後から幸福感が押し寄せるイメージでしょうか。
お仕事だから、納品時の完成形はある程度
求められるけど、もっと深いところに
喜びがある…という感覚です
ガーデニングはエネルギー交換
長く園芸に関する仕事に携わってきたので
ガーデニング歴で言ったら20年。
いや、もう少しあるな…。
改めて数字にするとびっくりするけど、ガーデニングに関しては苦しいと思うことは本当になかったです。
色々な人から「ガーデニングっていいですね」とか「植物からエネルギーをもらっていますね」とかとよく声をかけていただけるのですが、もちろんもあるのですがそれだけでは収まらないところもたくさんあります。
ガーデニング、庭作業って体力勝負だけでなくて精神修行に近いものなのかな…。
一人で黙々と作業をするときには、 結構、論理的に作業工程を組んでいます。
深くのめり込んでいくと本当に時間はいくらあっても終わりません。…キリがないのです💦
なので没頭するタイミングと、わざと途中で違う作業を組み込んだりもするタイミングを切り替えています。
結構頭を使っていたりするんですよ。
作業が続けられる體(からだ)
作業が続けられる體になっていきます
ちょっとした體の使い方なんですけどね。
基本的に体力使うし、きついはずなのに…。
実は、これにも力を抜くコツみたいなものがあって結構淡々と何時間でも作業はこなせるんですね…本当に不思議です。
(休憩を取るのを忘れるくらい没頭する)
このテクニックも覚えると、夜の疲れも全然違う。
體の使い方のコツがわかるようになると、あとに残る“疲れの質”が全然違ってきます。
感覚なので言葉で説明するのが難しいですね。
一緒にガーデニングするのは楽しいですよ
最近人気なのが、お客様のご自宅で一緒にガーデニングをする『ランドスケープデザインサービス』です。
先ほどお話した“コツ”とか“テクニック”または「魅せ方のポイント」や「角度」「色合わせ」のようなものは、言葉や文章で表現するのは難しいので現場で合わせると良く伝わります。
(こちらのサービスは対象地域を限定させていただいております)
そうは言っても、スタッフや施主さんが一緒に作業するときは、無理しすぎてしまわないように配慮しますよ。
結構 皆さん普段使わない場所に力が入ったり、負担がかかったりするようで。
後で“疲れ”がドッと出るのも大変ですからね。
その辺は考慮します。
逆に、私のほうがモタモタしているために皆さんの作業が早く終割った際にわって無駄に遊んでしまう時間がでないようにも氣を配ります。
私自身が周りが見えなくなるとダメですからね。
時には自分が作業に集中しすぎないようセーブするときもあります。
幸福度の上がる仕事って何で決まる?
仕事ってやらされているという感覚になった途端に人間モチベーションは下がります。
皆さんも感覚的にはお分かりになると思います。
〇自分でやりたいと思って取り組んでいる仕事
△上司から命令されて仕方なくやる仕事
どっちが成果が上がるかはわかりますね。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、これはきちんと学問で証明されているんですよ。
慶応義塾大学の前野隆司教授の研究している『幸福学』では、人間が幸福感を感じるためには“4つの因子”というものがあると言われています。
1.やってみよう因子
2.何とかなる因子
3.ありのまま因子
4.ありがとう因子
この4つが存在していること、そしてその割合が大きいと個人が感じる幸福度は高くなっていきます、
やはり人間はやらされている労働は苦役でしかないけれど、自ら「やってみよう!」と思える労働は『幸福感』が高いことがこれらからちゃんと説明がつきます。
ガーデニングを仕事にすると、まさにその部分は実感します。
私が特に『幸福感』を強く感じるのは、子どもたちや地域の人たちと一緒にガーデニングをする時です。
みんな笑っているし、小さな子供たちの場合はできることが増えていくし、成長を実感できるという点は「この仕事は本当にすごい!」と感じる瞬間です。
「やりがい」とか「感謝の言葉」とか「達成感」とか「愛」とか、色んなものが詰まった『玉手箱』のような仕事です。
やっぱりバランスは大切です
現場とデスクワークのバランス
ガーデンニング…といううか、植物を仕事にすると「體を使い現場仕事」も「デスクワーク」も両方大切ですしどっちもやります。
私にとってはどちらも好きで、どちらも大切な仕事です。
たまに「お花は好きで作業はやりたいけれど、PCが苦手で…」という人はいます。
花屋で勤めていた頃はそんな人が多かったように思います。
それはそうでしょう。
逆説的にPCが苦手だから、技術職に就いたという方もいると思います。
ですが、これからはそんなことも言ってっていられない世の中になっていきます。
PCを使っての「表現」はリアルの表現と別ですが、ウエイトとしては同等になってきていると思います。
ガーデンニングは体と頭 両方使う仕事
バランスを取るのは自分です
フリーランスになると誰も指示命令をしてくれません。
それが氣楽でいいと思う人も多いのですが、仕事のリバランスをするのは自分しかいない状態になります。
デザイン作るために机に向かっているだけでも感覚が鈍るし。
やはり、植物や土に触れていることでひらめくことだてあります。
とはいえ作業に没頭しすぎては腰を落ち着けて生み出す時間が削られていく…。
そこのバランスがとても大切なのだと思います。どちらも大切ですからね。
とてもバランスがいい
まとめると、ガーデニングの仕事は、デスクワークにも偏り過ぎず、自然に寄り添いながら體の感覚も活かせる…となりますね。
割合はその都度違っているでしょうし、人によっても違うと思うので、はっきり言えませんが。
自分のやりたい方向性でバランスを取っていくことができる仕事だと思っています。
あとは脳の「ロジカルな部分」と「想像力を発揮する部分」両方使います。
組み立てる時は計算やマス目の中で正確さも大切にしないといけませんが、表現するときは自由に発想することもできます。
植物のエネルギーは直に触れることで心にも體にも、そして運氣にも大きく作用します。
私の身体の細胞レベルで活性化しているのかもしれません。
なかなかそんな仕事ないと思いますね。
ガーデニングを仕事にしてみたら
色々な世界とつながった
私が植物やガーデニング、庭づくりをテーマにした仕事を始めたきっかけは、すごく暗い出来事でしたが、今となってはそれがあったお陰だと思っています。
人生何が禍で、何がラッキーだかわからないものですね。
ガーデニングという分野がいろんな角度からのアプローチが可能というのも、仕事にする際には大切な点だと思います。
どの部分をチョイスするのかは自分次第で決められるということですものね。
間口が広くて、掘っていく部分も自分で決めらえる自由度の高さは、かなりのおすすめポイントです。
学び方も自由です
これまで自分がインスピレーションで行ってきた行動や作業を、様々な学問を通して見ることによって体系化できてきた部分もあります。
お陰で世界が広がった感覚です。
とはいえ、植物たちのこともまだまだ知られていないことだらけですものね。
それに、美しさの感性も時代や世代にによっても変わっていくものだと思います。
これからも先は長いです。
もう一歩、この先の領域まで進むことができるかどうかは、今はまだわかりません。
でも、きっと素敵な風景が見られるような氣がしています。
本当、幸せを感じられる仕事です。
この記事を書いている人
プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/風水師
主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…。
そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強し現在に至る。
観相学ライフアドバイザー協会 認定講師
プランツアート合同会社 / みどりデザイン研究所
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