信用と信頼 その先にあるもの②:植物と仕事 幸せコラムvol.63
【信用と信頼その先にあるもの②】
今日は次回の続き。
“信用”と“信頼”の関係性の先にあるもの。
不安の解消法についてお話しています。
今回はさらに不安からの“怒り”という感情
についての考え方についても触れていきたいと
思っています。
まずは次回のおさらい。
「信用」と「信頼」の言葉の定義です。
■信用は「クレジット」
信用とは過去の履歴のことです。
ヒストリー。 それに対して
■信頼とは「トラスト」
未来の不確定なこと、物事に対して
「私は信頼するよ」という“信奉”のこと。
だから、「信用」は、あるか ないか。
過去の履歴のことですからね。
これまでの言動を元に判断されるということ。
「信頼」というのは、するか しないか…
ということでしたね。
データベースを作り、チームで様々な情報を
共有し、“信用”を蓄えていけばいくほど、
“信頼”さえしなくても良くなる。
当たり前になる…というお話をしました。
こういうきれいにまとまった話をすると
たとえでこんな話を持ち出してくる
人もいるでしょう。
「それは理想論ですよね」
信じたい氣持ちは山々ですが
例えばスタッフにお金を持ち逃げされたり
急にやめられたりすることってありますよね。
また、お客さんからノリノリで「購入したい」
って言われたから仕入れたのに、
簡単にキャンセルされて在庫が残ってしまったり…
そんなことありますよね。
仲間やお客さんを信じて得られる
「良いデータベース」だけでなく、裏切られた
“出来事貯金”みたいなものが積みあがって
しまうこと…ないですか?
わかります、わかります。
ありますよね…そんなこと。
ひどい場合は訴訟、裁判沙汰という
場合もあるわけですから、
そんな氣持ちになるのもわかります。
そうだとしても、
…そうだとしても、答えは同じなのです。
未来の不確実なものに関しては
“信頼”を するか、 しないか。
それしかないのです。
なぜなら、この「裏切られた」という言葉
に関する考え方自体が二項対立から
生み出されている言葉だからです。
はっきり言えば、これらのストーリーは
こちららサイドからの発信ですよね。
「裏切られた」というのは会社側の
立場から発せられた言葉だということです。
実際に起こった出来事は、ただ一つ。
その事実しかないのに、
それに“裏切り”という意味づけを
しているのは人間の感情だということです。
大切なタイミングで辞めちゃう社員。
…でも、
その人からしてみれば自分のことを
理解してくれない上司や
守ってくれない会社に我慢の限界を
感じていたかもしれないですし。
辞表を提出したタイミングがたまたま
重なっただけかもしれません。
“簡単な氣持ちでキャンセルするお客さん”
というのも、販売側が「わがままなお客さん」
のイメージを作り上げてしまっていますよね。
もしかしたらお客さんも他の理由で
頼めない状況になったのかもしれないですし。
(↑とはいえ、
こんなことが続くと経営は成り立ちません。
私自身こういうことを何度か経験して、
対処法についてもいくつか構築しました)
要するに感情のもつれ。
感情が揺り動かされるから、お互い
まったく違う出来事として捉えてしまう。
そういうことです。
そんな時は逆に相手の立場になってみれば
わかることもいくつかあります。
(感情が邪魔して難しい時もありますが)
例えば
お客さんも「この商品・サービスいいな」と
思ったとして、初めて取引するのって勇氣が
いると思いますよ。
高額であればあるほど怖いはずです。
「ちゃんと商品は届くのだろうか?」
「頼んだことをどのくらいまで実現してくれる?」
「自分の選択は間違いない?」
…と、価格と照らし合わせながら
色々考えて不安だらけのはずです。
私は、ここ最近 これまで受講した
高額セミナーやコンサルなどで教わった
“マーケティングのノウハウ”をぜ~んぶ無視して、
問い合わせをくれた相手の不安の解消に
力を入れるようにしてきました。
そうするようになってからは、
自分の氣持ちが楽になりましたし
逆にお問い合わせからの成約率も
高くなりました。
価格も下げていませんし、かえって
高くなっていると思います。
たとえお断りの連絡が入っても、
心の中の変な“ざわつき”も
ほとんど感じなくなりました。
これら具体的な内容は養成講座の中で
体系的にお伝えしていますが
今日はその中の一つをご紹介しましょう。
【お客さんがあなたを信用する理由】
…それは、あなた自身の「情報開示」です。
信用ですからね。過去の積み上げ。
昔であれば店舗を構えたり、チラシを作って
折り込んだり…という行為になると思うのですが。
現代で言えば、
“断然”ネット上での情報配信です。
HPかもしれませんし、色々あるSNSのうちどれか
かもしれないですし、全部かもしれません。
これは言葉強めでお伝えします。
なぜなら、これらがお客さんがあなたを
信用する土台、根本になるからです。
自分で信用(クレジット)を積み上げることが
できるツールだからです。
ネット上には「絵に描いた餅」…状態の
情報も多く混ざっていますが、
個人のSNSはそんな改ざんは難しいですし
ご本人の意見や思想、想いも色濃く反映する
ものなので、読み手にも心が届きやすいです。
人柄が伝わるのです。
何をどのくらいのエネルギーで行うかは
業種や働き方、販売方法にもよるので
本人次第ではありますが、間違えなく
お客さんの不安解消のツールにはなりますよね。
(今盛んにネット上で宣伝している
量やパワーを競うSNSマーケティング類の話
とは全然次元が違うので、その辺はあらかじめ
ご理解いただければと思います)
こうやって一つ一つ行動を重ね、
一時の感情や金額の高い低いに
捕らわれないことが、心の健康を
保ちながら、仲間やお客さんとの
信頼関係の中で、長く商売を
続けられる状態になる…ということ。
まさに、「幸…福業‼」と言えるのではないでしょうか。
*こちらは「プランツアート・ラボ」『植物と仕事 幸せコラム』として2023年4月に配信した内容です
この記事を書いている人
プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/ガーデン風水アドバイザー
主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強する。
(観相学ライフアドバイザー協会 認定講師)
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