日々のこと

未来をつくる命のカレンダー

【命のカレンダー】

人間は未来を向いて生きる動物。
課題があればそれに挑み解決に向けて努力する。
愛する家族のためならそれを努力と言わず黙々とこなすでしょう。
特に日本人は誠実で忍耐強い。その行動は早く強く現れます。
先日、身内に入院がありました。
コロナにかかったことから微熱や食欲不振が続きついには救急車で入院…というところまで行ってしまいました。
高齢のため体力も落ち氣味。体力が戻らないと氣力もなかなか戻ってきません。
今の70代80代は基本的に実直で真面目。
人に迷惑をかけないように教育されてきた人たちです。
もちろん、個人の性格もあると思いますが何でも先回りして整理してきれいにしていく…家族や子どもたちが困らないように。
しかし、そこには「すべてを自分の考えに合わせて動かしたい」という深層心理もあります。
そうやって、仕事やプライベートまわりさらには資産まわりまでできる限りの整理をしてしまうと何が起こるかというと…。
ふと氣づけば、自分自身で“自分がいなくても良い世界”を作り上げてしまうのです。
それって、まだ生きているのにこの世界に自分の居場所がないという感覚と虚無感を生みます。
そして、あぁもう自分がいなくても大丈夫、いつお迎えが来てもいいや…という考えに傾いていってしまうのです。
人間なんて不完全な生き物です。
いゃ〜頑張って回復してアレを片付けないと死ぬに死ねないよ‼︎ というくらいでちょうどいい。
きれいにし過ぎて自分が生きるエネルギーまで掃除してしまってはもったいない‼︎
いただいた命、誰かが生きたかった命。
最後の最後まで前向きに時間を使うにはいつまでも何かが終わりきらないくらいを目指すとして…
そうは言っても、
目の前の命の回復には何をしたら良いものか?
色々片付け過ぎて興味を失っている状態から未来に目を向けてもらうには⁇
いきなり運動や食事に行けない。
ベットの上で横になった状態で希望を持ってもらうには…そうだ、未来の約束だ。
病室にカレンダー📅を持ち込むことにしました。
日付も曜日も時間もわからない空間で将来の話なんてできないです。
まずは数字の羅列でも“未来”を感じてほしい。そこから先の予定を想像するだけでも良いと思っています。
少しでもいい
ゆっくりでいい
前を向いて生きるチカラの役に立ててもらえれば。
人の心とはまこと不思議なものです。
小さなカレンダーでも意識が変わっていきますし、誰かがかけてくれた一言も行動につながります。
行動につながれば変化に辿り着きます。
変化が起これば自信につながる。
このループはどの世代でも同じなんだと実感できます。
“生きる”
このために私たちはエネルギーを
燃やし続けるのですから。
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