普通に楽しむことで誰かを幸せにする!
“福祉”という言葉に
戸惑いを感じる方も多いのかもしれません。
ぐりーんらいふコーディネーターの
ごんだいらあやこ です。
園芸福祉グループ“Greencareboxn”では
12月3日(日)に「クリスマスリースづくり」の
ワークショップを開催します。
天然素材を中心にしたリースを作り、
クリスマスを迎える準備を楽しもう!
という企画です。
先日、あるご意見をいただきました。
「福祉と書かれているので、福祉関係の人じゃないと参加できないもの?」
…というものでした。
なるほど、そうお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
“福祉”という言葉の意味は?
皆さまの中には“福祉”というと
保護、施し、助け…などの言葉を
イメージされる方も多いかもしれません。
しかし、実際は違います。
園芸福祉士養成講座では
福祉(ふくし、英: Welfare)とは、
「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉
であることを徹底的にたたきこまれます。
どんな立場の人も等しく「幸福」を求める権利がある
ということを表した言葉です。
『園芸福祉カフェ』
今回この企画のために、福祉作業所の皆さまの協力
をいただき、リースに使う素材の加工をお願いしています。
たとえ障がいがあったとしても、人にはいろいろな能力があり
黙々と淡々と同じ作業を繰り返すことが得意な利用者さんも
多くいます。
それぞれの立場でそれぞれの能力を発揮することで
無理なくみんなが「幸福」を感じられる社会が健全な社会
なんじゃないかということで、その一部を実験しながら
イベント化しているのが『園芸福祉カフェ』なのです。
そういうことなので、
クリスマスリースづくりのワークショップは
誰が参加してもいい、思い切り楽しんでもらっていいのです。
皆さんがたくさんパーツを使って素敵な作品を作ってくれることで
福祉作業所の皆さんも「自分の作ったパーツが誰かのhappyになったんだ」
と感じることができるのです。
一番大事なのは、
普通に暮らして、普通に楽しんで、普通にお金を払っただけなのに
誰かのためになる社会的な仕組み作りなんじゃないか?
と思っています。
福祉の志があってもなくても関係なく、福祉自体に興味がなくても
全然関係ありません!
素敵なリースを作りに参加してみませんか?
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