日々のこと

認知を上げるネーミング術:植物と仕事 幸せコラムvol.104

【タイトルが9割 認知を上げるネーミング】

タイトルが9割ですからね

今日はタイトル、ネーミングの話です。みなさんタイトルと言うと何をを思い浮かべるでしょうかね?本とか映画とかTV番組などのタイトルは重要ですよね。ネーミング一つで大ヒット!という話も珍しくありません。
皆さんも本など「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」をすることあるでしょう。それだけ言葉やデザインが人の心を動かす影響力があるというわけです。

有名なところでは、ちょっと古い作品になりますが原田知世主演の「私をスキーに連れてって」。バブル時代の若者達にとっての
マストアイテムなスポーツであるスキーを題材に、幼馴染の仲良しグループがゲレンデを舞台に繰り広げる青春恋愛ムービーですが、この映画の元々のタイトルが何だったか…ご存知ですか?

実は、最初に企画書が提出されたときのタイトルは(仮題)「万座の恋の物語」または(仮題)「白い恋人たち’87」だったそうです…。申し訳ないですが、このタイトルから全くヒットの匂いはしません。ここから『私をスキーに連れて行って』に替えた方、天才ですね。本当にタイトルって大切!今日は、私が自らのサービスに名前を付けた経緯、そしてその後に訪れた変更のタイミング、また、その時考えたことなどをお伝えしようと思います。

サービス名称を変えました

サービス名称を変えたときに考えたこと

これまで私が行ってきた『ランドスケープデザインサービス』という名前のサービスを『ガーデンワークデザインサービス』と名称を変えることにしました。

サービスの説明は後ほどしますが、名前が変わるというのは人格が変わるようなものなので、かなり勇氣が必要でしたし心も揺れました。この部分は、他人からは全然見えていないところなので、周囲の人からは「変わった」という認識すらないと思います。他人と自分の認識の差を客観的に見ることができると引っかかりを外すのが早くなります。

『ランドスケープデザインサービス』というサービスは、実は 私のスタートを支えてくれました。このサービスを使い始めたのは
いつだったのか?実は、はじめた時期に関してはうろ覚えです。

なぜかというと、この「お客さまと一緒にご自宅の庭の手入れをしたり、植栽作業を行う」というサービス自体は、私が起業した当初から依頼してくださる人がいて何となくポツポツとお仕事を受けていたからです。要は、起業以来ずーっと続けていたサービスだということです。
ですが、お客さまが「あれ」とか、「いつもの…」と言っていただくのも申し訳なかったですし、他の方には「そんなサービスあったの?」と言われることもあって、当時きちんとした名称を探していました。

【きっかけは見ず知らずの人の助言】

そんな折、ある勉強会に顔を出しました。
花業界の問屋さんでオンラインで商売をはじめたという方の講演会でした。最後に名刺交換した時に私のやっている事業の内容を
少しお話しました。その時に彼が「それは、アメリカで女性たちが身近なハウスサービスとして行っている“ランドスケープサービス”だね」と言いました。ま、それがきっかけで“ランドスケープデザインサービス”という名称が誕生したのでした。

当時の私でも、商売の基本は“誰かの役に立って喜ばれること”そして“上手くいっているものを真似ること”が最短距離を進む方法と知っていたので素直にその名称をいただくことにしました。

【言葉は変化と進化を遂げるもの】

ところが、言葉というものは成長したり、概念を共有するために意味を固定していくことがあります。“ランドスケープ”という言葉には「修景」など広範囲の造園を指す用語としての意味付けが多く、家庭的な今日規模な範囲を表現する用語としては適さない
場面が多くなってきました。
そうは言っても。これに変わる言葉を作りなさい、と言われても…なかなかしっくり来るものが浮かんでこなかったのも事実で。

数年間、喉の奥に魚の骨が引っかかっている状態が続きました。しかし、2022年~2023年コロナ禍の厳しい外出制限やワクチンの強制接種も終わりが見えてきた頃から、私の仕事内容も次々と変わりはじめ、これまで使ってきたHPの枠組みを変えていくことになりました。そんな風に周辺整理を進めていくうえで、長年氣になっていた“喉に引っかかっている魚の骨”に着手することになりました。

【意味を重ねるかシンプルにするか】

私が起業しお客さんのニーズから考えたコンセプトは以下の通りです。庭で「一緒に」「作業をする」サービス。
お客さんには「デザイン」も大切にして、「植物」もセレクトしてほしいという要望がある。なにより「作業のポイント」「手入れのしかた」もその場で聞いたほうが早いし、どんな「手順」でやれば効率がいいのかも、「実際に」見ながらできるのがメリット。一番は「お喋り」しながら作業すれば、「楽しい」ためにあっという間に時間も過ぎる。
かっこ書きの部分がキーワードですね。
これに、時間と場所など諸々の条件と金額を付けて、サービスメニューが完成したのです。

とはいえ、これらの言葉を全部くっつけたら長すぎてお客さんに「サービス名」を呼んでいただけません💦「じゅげむじゅげむ」状態です。

なので、いくつかの単語をセレクトしそこに意訳をくっつけて新しい名称が完成しました。

「ガーデン」「ワーク」「デザイン」
↓  ↓  ↓
『 庭で(一緒に)デザインを利用して(お庭をきれいにする)作業 』…となりました。

これをSNSやグループに投げかけてみたら「覚えやすいですね」「イメージしやすいです」「またお願いする時連絡しまーす」という反応をもらいました。自分でもこの名前に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、ゆっくり育てて行こうと思っています。

どうでしょう?
普通の人は商品名やサービス名が完成した時だけ発表すること多くないですか??その下にきれいに整えられた説明の文章が付いている。そんなイメージです。これはHPなど公式なツールで固定される時には有効ですが、HPも溢れていますし、検索ワードも反乱状態ですので、ページに定期的に訪れる人自体が極端に少ないです。

そして今は『共感の時代』です。SNSなどの流動的なツールを使うときは、未熟な自分もそのプロセスも全部公開するほうがあなたの想いが伝わります。冒頭の『私をスキーに連れて行って』を例にすれば、(仮題)を考えた段階で「すっごく悩んでますー」って話しかけるくらいのフランクさです。

正しさなど、時代と共に変わります。ネーミングは大切です。でも、いつでも変えられます。丁寧な方ほど、きちんとした手順に
こだわって先に進めなくなっている時があります。広報ツールの選択と利用タイミングを模索しながら、あなたに合った方法を試してみてくださいね。

この記事を書いている人

プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー

ガーデニング歴でいうと…20年くらい。仕事になってからは18年以上になります。
現在は、企業や店舗からイベントや事務所、お店空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングの依頼などをいただいています。

ガーデンサポート、相談・鑑定に関してはオンラインと並行で行っています。オンラインを導入してからは、全国の方と繋がり、子育て中の女性からは、「オンラインはありがたい」とお声をいただいています。

長期間園芸業界にいるので様々な情報もいただきますので、皆さまにお伝えできればと思っています。役立つ情報があれば幸いです。

自己紹介|ごんだいらあやこ ガーデニング・庭づくり

 

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