潤いの庭のメンテナンス:ランドスケープデザインサービス
水が豊かってこういうことを言うんだな…
と改めて感じました。
ぐりーんらいふコーディネーターの
ごんだいらあやこ です。
先日、定期的なメンテナンスに出かけてきました。
本当に素晴らしいです!
緑が庭土の部分に覆いかぶさって広がっている感じが
私の好みのGardenです。
この場所は川も近く、水が豊かだから
ほふく性の植物が伸び伸びと成長しているのだな
と感じました。
しっとり潤いを感じる色合い。
カラカラしている土地だとこう伸びやかな風景にはなりません。
こちらの庭で全体に広がる植物は
エリゲロン、リシマキア、リシマキアブラック、タイムなどです。
全体に均一に成長するわけではないので、手入れの際には
ボリューム感などに変化を付けます。
特に通路の部分は道が見えるようにハサミを入れていきます。
通路が隠れていると、庭全体がだらしなく感じてしまいます。
大胆に切っても、これから冬になっていくので大丈夫です。
■メインガーデン
メインガーデンと決めている部分は広がったみどりを
大きくカットしてスペースを作ります。
まずはバッサリ整理。
しっかりとした「花壇」…というような区切りを作らなかった分
とても自然な感じでいいのですが、そういったナチュラル風景は
自分の中でしっかりと決まりを作らないと
どんどんだらしなくなってしまいます。
(初心者や自分でやりたい方はプロにベースを作ってもらうことをお勧めします)
ナチュラル風景に挑戦する方は、
細かい間隔じゃなくてもいいので定期的にスペース確保を行うと
作業しやすくなりますので時期を決めて作業しましょう。
…で、今回は季節感重視の秋色っぽい植栽を目指します。
一年前に植えた“変わり咲き”のガザニアが大きくなって
面白い花を咲かせています。
花色や葉っぱの風情が秋っぽい。
個性的な印象です。
そして、次に考えるのはボリューム感。
特に、広い土地の場合は遠くから見てきれいに見えるように
存在感のある植物を植えるようにしましょう。
近くで、少し大きすぎるかな…?と感じるくらいでちょうどいいです。
ちょっとした配慮ですが
秋は天候も変わりやすいですし、
ボリューム感のある植物は花が重いので
強風対策に見えない部分に支柱を建てておくと安心です。
■樹木とのバランスも大切
庭に樹木を植えている方も多いことでしょう。
葉や枝をおおきく広げる樹木は、庭に日陰を作ってくれます。
植物が葉やけを起こすのを防いでくれますし
暑い夏には日陰での作業のほうが楽です。
しかし、茂りすぎると根元に植えた植物たちに
日光が届かなくなってくるというデメリットがあります。
いつも樹木のプロに剪定してもらえるならいいのですが
そうもいかないと思います。
もし多少いびつな形になっても気にならないようでしたら
自分でできる範囲でもいいので枝を払ったほうがいいですね。
■室内で楽しめる植物を植えると楽しみが増える
宿根草や低木で花や実をカットし室内でドライフラワー等で
楽しめるものがたくさんあります。
ここにはワレモコウ、アナベルなど、
ドライフラワーで楽しめる植物も少し植えていますので
庭作業の際バッサリ切って部屋で使ってもらっています。
庭で咲かせておわてしまっている方は
是非色々な楽しみ方にチャレンジしてみてください。
■ナチュラルな庭
ナチュラルな雰囲気のほうがお好きな方には
若干ワイルドでも自然なほうがお手入れもラクです。
雑草も目立たなくなりました。
寄せ植えなどで季節感を演出してもいいと思います。
季節ごとに少し多めにお花を足すだけでも、
四季を感じられる楽しい庭になるでしょう。
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