日々のこと

店舗編:秋の装いは庭全体のイメージとポイントづくり

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秋の庭を演出するなら、全体のイメージと
それぞれの場所のポイントを決めること。

それだけ絞れば既存の植物を使ってイメチェン
することができます。

少し前になりますが
美容室パリスラヴィサントさんとツバメコーヒーさんの
庭をリニューアルしてきました。

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まず、全体。
夏に伸びきった枝や植物は整理しないといけません。
これから植える植物のことばかり頭に浮かびますが、
まずはベースを整えること。
それをしなければ、今どのくらいの植物が生きていて
(使えて)どのくらいのスペースが空いているのか
わからないからです。

なので植栽作業、メンテナンス作業を依頼される
ときは その作業も大切にさせていただいています。
むしろデザインや色合わせなどの作業より
こちらの作業のほうが時間や労力を 使うからです。

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あとは、使用する苗の分量ですかね。
ご自宅で植え替え作業を行おうと思って花屋さんで
苗を購入し植えてみたら思ったより少なかった…
という 経験をした方も多いでしょう。

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大体の方が、少なく見積もる傾向があると思います。
空間質量?とでも言いますか。
どのくらいの分量でどのくらいの空間が
バランスよく埋まるかという感覚は回数を
重ねると見についてきます。

もし、自分の家で植栽作業をするならばこの感覚を
磨くことができます。
それは“ガーデンノート”なるものをつけるといい
ということです。
何を何個購入→何個どこに植栽
書き方は自由ですが、メモを取る癖を
付けると、だんだんこの感覚がわかるようになってきます。

 

…話が脱線しました。
秋の装いですね。
園芸店に行くとこの時季おススメの
お花がズラッと並んでいます。
ポイントは“濃い”です。
花色が濃いもありますが、葉の色も濃いと
全体的に落ち着いた雰囲気になります。

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あとはポイントづくりです。
店舗さんの場合は、店舗からの眺めが重要です。
庭に立ってきれい…じゃなくて
お客様が店舗から眺めて美しい、です。
ここが最も大切な点です。

庭からの眺めには印象的な植栽を寄せて植えました。
高さを出すだけでも印象は変わります。
秋から冬にかけて。
美しさは霜が降りるまでの期間と
儚いかもしれませんが、
強いものが感じられる季節です。


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