未来を変える⁈銀行との付き合い方:植物と仕事 幸せコラムvol.76

未来を変える⁈銀行との付き合い方
【未来を変える⁈銀行との付き合い方】
突然の質問ですが、皆さんが普段使っている銀行はどちらでしょうか?
今日はお金を扱う“銀行の話”です。
とはいってもお話ししたいのは個別具体的な銀行名を挙げてこっちの銀行のほうが良いとか悪いとかお得とか…そういう類の話ではありません💦もう少し根本的で具体的な話です。
起業を目指す人もそうでない人も知っていて損はない話かと思います。
かつて私は 自分の銀行口座に対して勤め先から給料を振り込んでもらう場所くらいにしか考えていなかったため、無知でしたし、
まったく銀行を上手く利用できていませんでした。
そして、私の経験から、(信頼できる)人からいいよと言われたことは、とりあえずやってみる(^^♪
リスクがなくて、自分の継続さえできればそれ自体が武器になるということも学びました。
そのエピソードは後ほどお話することにして、小さくても事業を営んでみないと経験できないことも多いですよね。数字や書類など難しい話は苦手と思う人もいるかもしれませんが、疑似体験ということで、へえ~くらいの楽な氣持ちで読んでいただければと思います。
■銀行の役割
そもそも銀行の役割は何なのでしょう。
皆さんご存知だとは思いますが、主に以下の3つです。
1つ目は“お金を預かる機能”
2つ目は“お金を貸し出す機能”
3つ目は“決済機能”
預けておくだけで、水道光熱費から通信費…ありとあらゆるものを決済→引き落としして決済を完了してくれます。
単発のものは“振込”も可能。これよく考えるとすごいことです。
もし、銀行に決済機能がなかったら、毎月各会社にお支払いに行かないといけない訳ですから、とても便利な機能ですよね。
私たち生まれた時から当たり前に使っているので当たり前に感じていますが。
そして、個人事業主や何か事業を起こした時に特に関係してくるのが2つ目の“金を貸し出す機能”となります。そのためにはどこの銀行と取引するかがポイントになってきます。
これは事業を起こすのにお金を借りることを前提としているわけではありません。
私もずっと無借金経営が美しいと思っていましたし実際「開業費」は自分で準備しました。とはいえ自宅で始めたので、事務用備品や資材を少し購入して、全部で10万円はいかなかったと思います。(それでも当時の私には大金でした)
その時の考えはこんな感じ。
だって、事業資金を借りて開業などしたら、返済という負担が重くのしかかり心に余裕がなくなり、上手くいくはずの事業がおかしくなるに違いない!!そんな固い信念があったのです。
■ある中小企業診断士さんのコラム
私の意識が変わったのは4年程前です。たった4年前です。
ある中小企業診断士さんのほぼつぶやきのようなコラムを読みました。内容は「お金を借りて返して強くなる」
というものでした。お金を借りるのに強くなる?
私の考えは先ほど書いたように「借金=悪」でしたから、返済という不安や心配の種が増えるのに強くなれるだなんて矛盾していると思いました。
その当時は不安がなければ色んなことに純粋に取り組めるからそのほうが結果は良くなると思っていたのですが、世の中というのは不思議な仕組みでできているものです。
その中小企業診断士さんは断言していました。
「融資の経験、融資を受けて返済した経験というのは、いざという時の助けになるんだということです。」
そして、こんな風にも書いていました。
「また、金融機関にとっても『一度貸して返してくれた相手』のほうが『はじめて貸す相手』よりも貸しやすいですよね。
ガーン…!!というくらい衝撃でした。
サラリーマン家庭で育った私としては借金があることはリスクでしかないと思っていました。実際に借金があればカード会社の
信用調査に引っかかるでしょうし、住宅ローンを組めない場合もあります。
しかし商売の世界では「信用になる」可能性もあるという真逆の発想に驚愕しました。まさに目からうろこです。
もちろん、むやみやたらにお金を借りる必要はありませんし、私もすぐに融資してもらおうと思った訳でもありません。
ただ、お金を借りてしっかり返す経験をすることも、(融資を受けるという点で)次の事業継続の可能性を高める一手となる、という考え方があるのに驚きました。
そして、そのような感覚がひとつ私の中に入ってきたということです。概念が置き換わるって、見える世界が変わります。
■銀行が傘を差し出すのはいつ?
では、その銀行から融資を受けるには何が必要になるのでしょう。
皆さんもお分かりの通り、そんなに簡単に窓口で手続きできる話ではありませんね。
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
『銀行は晴れの日に傘を貸し雨の日に傘を取り上げる』
銀行というのは景氣がいい時、会社が調子がいい時にお金を貸したがります。しかし、不況になったり会社の業績が芳しくなくなると資金の回収に動きます。
このイメージがあって小説やドラマなどで金融機関を描くときに“悪役系”になりがちです。
しかし、これは借り手心理から描いたものです。逆の銀行の立場になって考えればわかることです。貸したお金が回収できなくなれば、個人を含めた 現在取引してくれているすべてのお客さんに影響がありますし“株式会社”として存在している銀行としては当たり前のことです。利益追求、株主還元が使命ですからね。
■やっておいた方が良いこと
「融資は申し込みませんからいいです」と思いがちですが、本当に人生は何があるかわかりません。
私も自分で稼いだお金で自分の責任で事業を進めれば誰からも何も言われずに自由に仕事ができると思い込んでいましたから銀行との特別なお付き合いで融資してもらおう!…なんてことはことはこれっぽっちも考えていませんでした。むしろ、嫌悪感や恐怖感しかなかったです。
しかし…ですよ、これまでのフリーランス人生の中でお金をいただいたり借りたりするタイミングがこんな私にもやってきたことがあるのです…3回も。それもほとんどノーリスクで!!
結果、お陰さまで全部採択承認されて私は自分がこれまで取り扱っていた金額から桁が違うお金を動かすときっかけになりました。
お金だけではなく他にも得られたものがあったのですがこれを話すと長くなりすぎるので、また別の機会があればお話ししたいと思います。
その時に助けになったのが、起業当初からやっていた“ある方に教えられた小さな行動”なのですが、皆さんにもお伝えします。
■信用は一日してならず(明日香出版 社長の話)
以前、「植物と仕事幸せコラムNo62、63ー信用と信頼その先にあるものー」でお話しましたが、
信用(クレジット)は一日で得られるものではありません。=過去あなたが積み上げてきた結果です。
何に出会って何をチョイスして、何を継続してきたかです。
私は起業前に商工会議所の『創業塾』というものに参加していました。要は起業のために勉強が必要と思ったのですね。全7回で隔週土曜日に講師の先生から講義を受けるスタイルだったと記憶しています。
その中で第2回目の時にお話されていた明日香出版の石野誠一社長(当時)の言葉が強く印象に残りました。
講義と言うより講演会に近い内容で創業当時のご自身の経験や出版業界の常識などからスタートアップの時にどんなことをすると良いかという話だったと思います。
実際に起業していない私にとっては難しくて理解できないことも多かったのですがこれだけははっきり覚えています。
「地元の信用金庫に口座を開きなさい」
「少額でいいから毎月払い込む【定期積立】をはじめなさい」
その当時の私は信用金庫に口座を開くことで何が良いのか?完全に理解していたわけではありませんでしたが、講義の2日後には
近くの信用金庫で口座開設をして定期積立を始めました。
現在の私が解説すると、信用金庫は先ほどの銀行と違い株式会社ではありません。地域の発展のために設立された非営利組織です。
株主のためではなく、地域社会のために働く銀行だから、どんな時でも味方になってくれて支えてくれる存在ということです。
お金の貸し出しは中小企業と個人に限定している為に大企業しか相手にしたくないと思っている大手銀行とは立場が違います。
確かにメガバンクとは規模が違うので、融資できる金額も低いですが、個人事業主やフリーランスには充分です。
ただ、審査は通りやすいですが手数料は高めです。こんな感じです♪
そうはいっても、いかに信用金庫さんとはいえ いきなり窓口に現れて「お金借りたいのですが…」
はで難しいので、【定期積立】をしなさいとなるわけです。
明日香出版の社長が言いたかったのはココ。信用がないなら自分で作りなさいということでした。
長年定期的にお金を口座に積み立てられる人=ちゃんとしている人ですから、信金さんからも信用してもらえるということでした。
かつてこの仕組みをよく理解していなかった自分がなぜ社長の言ったことをすぐに実践したのか…?よくわかりませんが、そこにビジネスのコツのようなものを感じたからかもしれません。
■ピンチはチャンス!
人生何が起きるかわかりません。
成長のタイミングが来た時、急に動いてすぐに結果が得られるものと、時間がかかるものがあります。
そして『信用』とは時間がかかるものです。皆さんもご存知の通りお金はツールです。
必要な時に使えて、難局を乗り越えることでまた次の道が見えてきます。
この連続が人生だとしたら、困難は知恵と知識とお金を上手に使うことができれば 必ず次のステージが現れるはずです。
そのタイミングになった時 積み重ねたあなたの信用がきっと役に立つことでしょう。
あなたの感覚でピン!ときたら、そしてリスクが計算できたなら、迷わずGOですね。
*こちらは「プランツアート・ラボ」『植物と仕事 幸せコラム』として2023年7 月に配信した内容です
この記事を書いている人
プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/ガーデン風水アドバイザー
主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強する。
(観相学ライフアドバイザー協会 認定講師)
プランツアート・ラボコラムって何ですか?
※この記事は「植物と仕事 幸せ研究会 プランツアート・ラボ」で配信されたコラム記事です。
内容は以下の通りです。
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(*2023年まで期間限定の研究会グループです)
ガーデニング、庭づくり、植物の育て方、デザインなどの話の他に、女性の働き方、起業・副業、ビジネス、ガーデン風水、お金の話など、ランダムに「メルマガ」「動画」「セミナー」形式で配信、また交流を目的にした研究会。
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ハンドメイド作家、デザイナー、店舗経営者、
飲食関係、絵本作家、アレンジメント教室講師、
ガーデニングを仕事にしたい主婦などサポート経験あり。
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