カフェのお庭づくり体験:新潟市・ガーデニング・植栽デザイン・店舗植栽
月岡温泉コトリカフェさんで
庭づくりの体験レッスンをしました!
コトリカフェさんはとってもかわいいお店です。
オープンしてから一年余り。
「お店前の植栽スペースを何とかしたいです」
というご相談から、イメージを膨らませて
植物の選定まで行ってきました。
そこで、あんまり素敵なお庭になりそうだったので
ここに足を運んでくださるお客さま、また今後ご縁をつなげていただく
皆さんと一緒に作業ができたら素敵よね…。
というお話しで盛り上がり、お庭づくりのレッスンを
開催することになりました。
今日は、お庭づくりの様子をレポート形式に
お伝えしますね。
①まずはスペースの整理から。
今まであった鉢やレンガや古い鉢などを外に出します。
駐車場の一角なのでガラも多かったです。
丁寧にできるだけ取り除きます。
のちのち上に物が乗ってしまうと
手入れができない部分になりますので
ここに時間もしっかり取ります。
②ベースに資材をに並べます。
資材に何を選ぶか?
というところがスペース全体の印象を決めてしまいます。
レンガなのか石なのか、はたまた木製の構造物なのか、
それとも劣化の恐れが少ないアルミ製品なのか。
コトリカフェさんはナチュラルな雰囲気が素敵なお店なのと
あまりきっちりとした作りにしたくないという希望と
後で変更が可能な資材ということで、角が削れた
アンティークな石材をチョイスしました。
③高さを合わせていきます。
スタートの高さは大切です。
玄関の階段より高くするのか下げるのか。
見た目とともに土の流れも意識します。
駐車場というのは基本的に水たまりができないように
一定方向に傾斜が付いています。
今回の場合は道に向かって真っすぐ手前に落ちていますので
体感で構わないのでその場に立って感じた角度を元に
雨や水やりの際の土の流れを計算して高さを
決めていきます。
④目隠しは〇〇と○○を利用して。
実は、こののスペースの裏側にはエアコンの室外機や
家族の自転車などあまり見えてほしくないものもあります。
手前に看板用の目隠し塀はありますが
すべてをキッチリ隠すことはできません。
ですが、そこを“何となく見えない”
という状況でごまかすことは可能です。
それには“角度”と“重なり”を利用します。
作業中しゃがんで目の前の石を並べただけでは
見えないものがあります。
そこで参加したみなさんに声をかけました。
「ちょっと作業止めて下がって見て~」。
どうしても人間は作業を早く進めたいという気持ちがあるので
目の前のものを片づけていきたくなってしまいます。
こちらのスペースはそんなに広くないので
一気にやってから直すのも可能ですが、
広い場所になってくると更に慎重に進めないといけません。
なので、途中で作業を止めて確認しながら進めないと
後で全部やり直し…なんてこともあります。
⑤植栽は成長後のバランスを考えて
ベースができたら、土を入れて(ここにも裏技を使いました)
植栽をはじめます。
まずは配置して離れて見てみます。
コトリカフェさんの希望で、ハーブを中心に
このスペースは色がほとんどない
出来上がりになります。
ローズマリーは大きくなるよね。
ミントも背が高くなるからこっち。
タイムは低く這うからここにしないと日が当たらない?
みんなの知識もここに集中!
意見を出し合いながら配置を決めました。
※ちなみに、色味は壁に掛けるハンギンクの寄せ植えで追加しました!
⑥できがり
出来上がりはこちらです。
余ったストーンもアクセントに使って、
かわいいスペースが出来上がりました。
このほかに、
・オリーブの植え込み作業(剪定や向きのお話)
・ミモザアカシアの植え込み作業(選定や向きのお話)
・空いた鉢に寄せ植えリメイクしてみよう!
・土と肥料のお話
…などなど、やってセミナーは終了です。
ちなみにbeforeはこんな感じでした。
是非、皆さんも月岡温泉コトリカフェさんに
お食事に出かけられる際には庭スペースを
見てみてくださいね。
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