日々のこと

spring!会話が弾むコミュニケーション花壇

今シーズンの春の植栽作業が始まっています。

ぐりーんらいふコーディネーターの

ごんだいらあやこ です。

今日は、新潟市西区あゆみ歯科医院さんです。

ここの花壇は医院の玄関前ですので、やはり印象が大切ですね。

 

 

 

花壇についてですが、ここは区切られたスペースはいくつかあるので、

場所によって少しイメージを変えた植栽にしています。

 

 

まずは植栽よりも先に花壇の整理から始まります。

秋から冬の間そのままになっていた場所ですので

片付けにしっかり時間を取ります。

落ち葉が溜まったままだったり冬の間でダメになってしまった

植物の撤去などです。

その他にも大きく成長した木々の整理も今のうちに

やっておきましょう。これから季節が進むと

更に大きくなって手が届かなくなったりしますものね。

けっこうこれが手間と時間を要しますが、木々の成長が

日当たりなどの条件にも影響していくので形を見ながら

要らない部分を考慮してできる範囲で整理しています。

 

ポイ捨てゴミが減った

通りに面した場所だとこの整理作業の時点で

結構なゴミが出てきます。それも“悪意のゴミ”です。

たばこの吸い殻とか空き缶、ペットボトル。

コンビニのお弁当のゴミがそのまま置いてあることもありました。

かつては毎回ビニール袋に集めて持ち帰っていましたが

それもここ数回はだいぶ減ってほとんど見られなくなりました。

植栽することによってポイ捨てを減らすことができる!

これは実感です。

 

瞬間のタイミングとインスピレーション

やっとここから植栽の作業に入っていきます。

メーンの花壇は優しいピンクのイメージ。

サイドの花壇は、木の下で暗くなりそうなので

元気で明るい黄色やオレンジで…など。

それぞれに少しずつ内容を変えた植栽になるように

お花をチョイスしています。

はじめから大体イメージを想定して花は持ってはいきますが

現場で合わせてみないと良いかどうかはわかりません。

瞬間のタイミングとインスピレーション…というわけですが

これがハマるととても気持ちがいいです。

 

植物の世話を“手間”と考えるか“楽しみ”と感じるか

ここの建物の造りから言って、もしかしたら

普通の設計だったら花壇を作らないかもしれません。

植物の世話の手間は増えるし植え替えだってしなくてはいけません。

それでもあえてこの空間に植栽スペースを設けてくれたんだな…

といつも思っています。

植物の世話を“手間”と考えるか“楽しみ”と感じるか。

結局のところ、その差なんだな…と思います。

この少しのスペースに植物を植えたことによって

見えないけれど植物たちのエネルギーが人を引き付けていきます。

ここで笑顔とコミュニケーションが生まれてくるのです。

シーズン中いくつかの店舗さんや施設などで植えこみ作業を

させてもらうのですが、ここの植えこみ作業をしているときが

一番声をかけられます。

 

「いつも楽しませてもらっています」

「ウチもこんな風にしたいんです!」

「参考にさせてもらっているのですよ」

 

今年は特に多かったんじゃないかな…

どれも嬉しいお言葉。

お花選びの参考にしてもらっているなんて!

聞いたら嬉しくなっちゃいました。

Sprinngですからね…会話も弾みます(笑)

ふと気づくと一人の女性が花壇の前に立っていました。

人差し指を立ててお花一つずつを指さし呼称するように

カウントしながらうなずいていました。

指が上下、左右にも動いていたので、

配置も頭の中に入れていたのでしょうか(*^▽^*)

すごく嬉しかったです。

 

きれいだな。

かわいいな。

こんな感じ好きだな。

 

花壇の前を通る方、話しかけてくれた方

みんな笑顔でした!

お近くを通ったら是非ご覧になってみてください。

 

 

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