より高く、さらに高く!農福連携
雪でこんなに寒いのに、熱い人がいました(笑)
ぐりーんらいふコーディネーターの
ごんだいらあやこ です。
昨日は、新潟市「農福連携」のセミナーに参加してきました。
昨年から引き続きの参加です。
「農福連携」とは
福祉と農業を結びつけながら既存の産業育成、独自の働き方
自立的支援などに向けた活動のことです。
Greencareboxnの活動もこれに大きく関わっています。
報告に関しては割愛しますが、後半の基調講も良かったです。
「自然栽培パーティー」を全国で組織する佐伯康人さんの講演会でした。
元ミュージシャンという異色の経歴
ぼさぼさロン毛でジャージ姿。
そして奇跡のリンゴのおじいちゃんの一番弟子。
異色の経歴だからこそこんな無謀と思えることができた、…。
彼から言わせると
米どころ、農業県の新潟は、特区の関係もあってか全国からみても先駆的というか
組織がしっかりつかんでいるというか…平たく言うと「怖い」みたいです。
それはそうですよね。
今回は企業や福祉関係者、行政のほかに、農家さんやJAさんもいる会場で…ですよ。
不穏な空気といいますか、変な緊張感を保ったまま
それを笑いに変えながらお話は進んでいきました。
新潟は昔ながらのやり方を守っている重鎮もいる地域です。
若者が型破りな方法で突き抜けるには
壁がみょーに厚く高く感じるのかもしれません。
そんな土地に乗り込んできて講演ってスゴイ…というか、
依頼するほうもすごいけど。
真っ向勝負の潔さが、会場にいた多くの人の心にドツンと響いたと思います。
異論を唱える人もいて当然ですし、これまでのやり方だってあります。
質問が活発に出てきたところからみてもお互いの真剣さが伝わってきました。
生命の尊さと土の力強さ、そして人の知恵。
大地のエネルギーを最大限に利用して、
成果物をいただくことへの感謝。
そこに汗と労働とはじける笑顔がある。
人間として細胞に刻まれたDNAが呼び覚まされれる不思議な感覚。
それは誰にも感じられる健常者でも障がい者でも。
自然ってすげぇきれいだっ
今回は、作るほうの農の部分と雇用や労働の話が中心でしたが
私の中では少し違うものが芽生えました。
私の中の思いはコレ。
成果物を より高く、さらに高く! …売る
情けや温情から離れ、きちんと価値を生んで流れを作れるか。そして稼げるか。
今回この部分の話は薄かったですが、美しく生まれたものを次へどうつなげていくかが課題。
私の中のイメージは少しずつ変化を加えながらスピードは少々緩め。
永続的で発展的なもの。横糸の重要性を感じました。
これまでの経験がどれだけ生かせるのかもわかりません。
もちろん、不安もあります。
全景は確認しながらも、作業を分割した中の
自らの役割に関しても強く意識しました。
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