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しっくりきた言葉

昨日つばめの学校さん主催のトークイベントに参加してきました。書家の華雪(かせつ)さんとF/style のお二人を交えたものでした。
テーマはいくつかありましたが、それぞれの思いやエピソード含めた興味深いお話しでした。

もー、本当に看板が小さすぎます(笑)
場所は新潟市役所の近くのリトルライトシアター 。
大体の場所はgoogleさんに聞いて事前に大体目どを付けていましたが…。周囲をウロウロ探せども雑居ビルばかりでそれらしい建物はない。「アレ?道が一本違うのかな?」何度も同じところをぐるぐるしていました。時間に余裕持ってきたけど、気持ちはどんどん焦る。「Googleマップをonした途端に終了しました、が出るということはここなんだよな」諦めて電話しようかと思いましたよ。
やっと見つけた黒板看板。

いろーんな言葉が飛び交い、ぐるりと巡って参加者の中に落ちていくという印象でした。その中で私が一番しっくりきた言葉が「空間をチューニングする」というフレーズでした。 F/style さんがショールームに新しい芸術作品を迎え入れるときに使っていた言葉です。(展示の話の時にも出ていました)

それは購入してきた芸術作品がポンとそこに置かれて終わりということではなく、新しくその“場”に参加する作品の持つエネルギーと今まであったもののエネルギーの調和を試し、眺め、移動させ、また眺める…という一連の動作に対して表現された言葉でした。

あ、それ私と同じだ!

私もあちこちで植物をセッティングしたり植栽する仕事のときにそんな感覚になります。順番に右から左に等間隔に並べて植えて終わり!ではなく、今ある植物との相性、成長後の姿を想像した残りの空間で足りるか、これから咲く花の大きさ、高さ、色合いなども想像しながら配置を考えます。

なので、全体を並べた後に「これは違うな」と思ったら一旦全部外して組み直す時もあります。その次に組み終わったときには最初の配置と全然違うこともあります。その感覚に似ているのです。

私は今までそれを合わせる、コーディネートする、配置するなど色々な言葉で皆さんに伝えてきましたが、どうもしっくり来ていませんでした。何か違う、何か違うと思い続けていました。ですが今回の皆さんの話を聞いて「植物を使って空間をチューニングしている」と言い換えると(英語と日本語まじりで別の言葉)すべてがピタッとはまるではありませんか!そうなんだよね。そういうことなんだよね。

吟味してそのモノたちのエネルギー(私の場合植物のエネルギー)がきちっと出し切れるような場所ってあるんだよね。それをみんな探しているんだよねと感じ入りました。

そういことは商売という観点からするとまったくよろしくない行動なのかもしれません。効率や利益率を考えれば、全部組み直す~?何時間かけているの!?という話です。でも、その施設に遊びに来る人、オフィスで働く人、お店にいらっしゃる人がその風景を見たときに、何かプラスのエネルギーを感じてもらいたい。そして、楽しい気持ちになってもらいたい!植物たちも最高の美しい姿で人々を喜ばせて命を全うしてもらいたい。ただその想いからなのです。

「植物で空間をチューニングする」良い言葉です。今後私も使わせてもらおう♪

華雪さん、F/style さん、進行の田中さん、つばめの学校の皆さまお疲れさまでした。ありがとうございました。

みどりデザイン研究所は2020年春シーズンから事業内容・料金体系などを変更させていただくことになりました。これまで多くの皆さまと庭づくりや空間を緑化する活動をやってきました。その中で得た知識をより多くの皆さまにお伝えできればと思っています。発表?お知らせ?まで、(そんなに大袈裟ではありませんが)今しばらくお待ち下さい。

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