日々のこと

運命を受け入れ幸福を引き寄せる②:植物と仕事 幸せコラムvol.78

【運命を受け入れ幸福を引き寄せる 】

前回は運命を受け入れる部分の話をしました。神さまの課題を受け入れ、今ここに生きる自分を大切にするというお話でした。今日
中国明時代の著作家、洪自誠(こうじせい)書いた随筆集『菜根譚』(さいこんたん)から人生の“普遍の心得”を探っていきたいと思います。
今回は“引き寄せ”の話です。
昨今では“引き寄せ”という言葉がとてもファッショナブルに使われています。誰もが願うだけで、まるで磁石のように幸運な出来事が次々と引き寄せられ目の前に明るい道がバーッと開け、オセロが次々にひっくり返るように次々と幸福な人生になっていく…。そんなイメージで描かれます。

しかし、実際に人生の成功者と周囲から見られている人の話を聞くと、そんなキラキラ*ラッキーなイメージとは全く違う、何とも表現できない不思議な感情があることがわかります。
豊かな人生と幸福な成功のための
“引き寄せ”とは一体何なのでしょう?そこを探ってみたいと思います。

引き寄せが起こるタイミング

タイミングってあるの?

洪自誠の「菜根譚」(前編九十)でも次のような文があります。

天薄我以福、吾厚吾徳以迓之。
天労我以形、吾逸吾心以補之。
天阨我以遇、吾亨吾道以通之。
天且奈我何哉。

訳文はこちら

「思い通りにいかない状況はたくさんある

しかし、どんな境遇や状態でも、
自分の信じる道を貫こうという意思。
それにより幸運は引き寄せることができる」

こんな意味です。

前回お話したように洪自誠の人生は上手くいかないことだらけ。それでも彼が諦めなかったのは試練があってこそ魂が磨かれるという考え方があったから。試練がやってきたときに“天の意思”と捉えて喜んで受け入れ、徳を持って真摯に立ち向かうことでワンランク上の幸福を呼び寄せることができると信じていたわけですから、かなりの強心臓です。
それに、彼に降りかかる試練はどれもかなりハードなものばかり…。でも、ここが彼の引き寄せタイミング!
洪自誠はここを理解していたから、心折れず逃げずに進めたのでしょうね。

勝手に人生が激変していく

先日、ふとしたタイミングで ある女流作家のインタビュー動画を見ました。その時、「あ、人生ってこういうものだよね…」
と腹落ちした点がありましたのでご紹介します。
この作家さんが一冊目の本を出版した時はまだ会社員として働いていたそうです。本が出版されても、その時は会社を辞めるなんて
考えてもいなかったと言います。定年まで会社にいるんだろうな…と思っていたらその後パタパタと本の依頼が舞い込む。そこで…はたと考える。
自分はどうなりたいのか。

どっちの仕事を選ぶのか?
本当にこれで食べていけるのか?
失敗したらどうなるの?
そんな簡単じゃないだろう…。

ぐちゃぐちゃになりそうな不安な氣持ちを乗り越えて「コレで行く!」と決意する。
ここが大きな引き寄せタイミング

傍から見たら本の依頼が来るなんて幸運なことにしか見えないと思うけど、知らないところに飛び込む勇氣と人生をかけた決断。
彼女自身、「ここが乗り越えないといけない一番大きな壁だった」と言っています。
そこから人生センサーが大きく花開きます。

「誰でも自分の中から湧き上がるものに従っていけば勝手にその道に乗る」
この感覚がゆるぎないものになっていったそうです。

まず、自分の心と向き合い内省し、この自分の内側から湧き上がってくる感情を受け入れる。そして、自分がやるべきことを明確にし、日々やるべきことをこなしていく。時にはしんどいと感じながらもこれを続ける努力。その連続の先に感じるのは、見えざるものの存在

「他の人から見ると、順調に平坦な正解の道を進んでいるように見えるかもしれないけどこの道も結構大変。この状態を望んだのかと言えば微妙だけどこれが私の魂の設定なんだから仕方ない。」

これが“真理”なんだと思います

「誰でも」「従っていけば」「勝手に」「その道に」「引き寄せ」という言葉をピックアップして並べると耳ざわりが良い分、軽い印象に聞こえますが人それぞれが越えなければいけない壁があるわけです。

壁の高さや幅、形は人によって違うし、一回超えれば終わりで消えて現れなくなるわけではないですし、次がやってくる頻度や
回数だってそれぞれです。そもそも魂の課題が違うので他人と比較しても意味がありません。一人ひとりの魂の課題によって、現れるハードルが違う。そういう理解です。当たり前だけど、どんな高さであれどんな方法であれこの壁を越えた時が間違えなく“引き寄せタイミング”でしょう。そしてこれが一生続くのです。

「えー、まだまだあるのかぁ…」と思わずつぶやきが漏れてしまいそうになりますが、豊かで幸せな成功に満たされた自分の人生を生きるということは、楽なことばかりで埋め尽くされる夢のような世界ではなく、大変なことも含めすべてを受け入れる常態のことだと思います。
変化の時が来てやるべき課題にトライし自分の中に確固とした覚悟ができたときに次の大きな扉がぐぐーッと開いていくような感じ。
「その先の道は開いてみないとわからない」
でも、決してこの選択をしたことを後悔せず新しいことにチャレンジできることへの感謝、前に進むことを実感できる喜び。それらを感じながら天の意思を受け止め今の身体を動かしていく。
それが生きる悦び、この人生で魂が学びたいと思ったことができている幸福感なのでしょうね。

 

*こちらは「プランツアート・ラボ」『植物と仕事 幸せコラム』として2023年8 月に配信した内容です

 

この記事を書いている人

プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/ガーデン風水アドバイザー

主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強する。
(観相学ライフアドバイザー協会 認定講師)

自己紹介|ごんだいらあやこ ガーデン・ 風水デザイン

 

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