人と人との交差点
この夏はたくさんの方々に出会いました。
新潟ふるさと村で開催されている『夏休み親子自由研究所』『夏休み親子ワークショップフェスティバル』に参加させていただきました。
私は「ワイヤーで作るフォトスタンド」と植物で楽しめる“寄せ植え体験”…など
子どもたちが自由に遊べるような体験レッスンを準備していきました。
お買いものに来てくださった方を含め、本当にさまざまな人たちが
私のブースに立ち寄ってくださいました。
最後の方は写真を撮る余裕もなくなってしまいました。
一部ですが、真剣な子どもたちの様子をご覧ください。
もちろん、タイトル通り親子連れのお客さまが多かったのですが、私が一番印象に残ったお客さまは県外からやって来たというカップルでした。
帰省客やお土産を求めてやってきた人の流れの中で、二人は私の作品の前で足を止めてくれました。
ゆるくパーマがかかった髪、長身の男性が 作品とポップを順番に眺めながら隣の眼鏡をかけた彼女らしき女性に話しかけていました。
「これ、ええな」「うん、かわいいな」
ちょうどL判の写真が縦と横の2枚あるそうで、写真立てを買わなくちゃと思っていたそうで、フォトスタンドを作ってみたい申し出てくれました。
狭い場所に2に仲良く座ってアルミのワイヤーと格闘しながらもお互い一つ一つの作業を確認し合っていました。
「お兄さんたち、どちらからいらっしゃったんですか?」
私は会話のイントネーションが気になったので聞いてみたら「あ…大阪っす」と体を揺らしながら答えてくれました。
帰省かと思いきや、旅行ということで。福島、群馬などをまわって偶然この新潟ふるさと村に立ち寄ったようでした。これから上越経由で大阪に向というのだから、本当に偶然!
これって一期一会ですよね。期間中のふるさと村の駐車場には県外ナンバーの車も多く、さまざまな言葉も飛び交っていました。普通だったら会話を交わすことなどなかったであろう多くの人と触れ合えた不思議な“時間”を感じました。
「できた!ええな~芸術的やで」「世界に一つやもんね」
「ええな」を連発しながらスマホで記念撮影をし、大喜びの二人。
その頃になってやっと周囲の雰囲気を察た様子で「これって子供向けの体験やないの?」とあたりを見回していました。…まあまあ、気に入ってくれれば誰がやってもいいですよ^_^;
そんな会話を交わしながら、彼氏が支払いのためにポケットら出してきたクシャクシャのお札がとても印象的でした。まるで「探偵物語」の工藤俊作みたい…。そういえば、猫背っぽい雰囲気も似てるわ(笑)
最後には「長旅だから気をつけて帰ってね」という言葉で笑顔で別れました。
そんなたくさんの出会いがあった『夏休みワークショップフェスティバル』。
私の出店もあと8月23日(日)1回を残すだけになりました。(イベントは30日までやっています)
「夏休みの自由研究どうしよう…」と焦っているみんな!まだ間に合いますので遊びに来てくださいね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。