日々のこと

制度×女性 賢く生きる:植物と仕事 幸せコラムvol.87

制度を理解し利用する

【制度×女性 賢く生きる】

今年もあと100日を切ってきました。
100日を切ってくると皆さん今年やり残したことについて考える時期になってきます。同時に、来年から始まる制度について準備等の確認をするタイミングにもなってきます。

2024年から始める制度として私たちにも大きな影響が出そうなのは金融制度の改革です。特に1月から始まる「新NISA」は
大きく報道されているので皆さんもご存知だと思います。
昨年末に発表された税制改正大綱において、NISA制度の抜本的拡充・恒久化がが決まったという話。
要するに、今まであったNISA上の色々な制限を外して、運用できる額も大きくなるし、もし株価が上がって利益が出たとしても
ずーっと税金とらないから、お得ですよー。
預貯金貯めている人はこの制度を活用すればインフレ対策もバッチリ(^^♪
老後の資産形成に利用してくださいねーという内容です。そのスタートが2024年1月1日なのです。

“制度改正”って難しい言葉で書いてあるし言い回しも独特なので、原文のまま読んでも ちっとも面白くない。
ですが、ニュアンスだけでもつかんでおくと今後国はどういう方向に行きたいのか透けて見えたりします。

新NISAについて

NISA制度に関する詳しい説明はネット上にもたくさん出ていますし、皆さんの中でも詳しい方もいると思うのでここでお話しませんが、ある女性のエピソードを通して、女性が経済的に自立して より良い生活を送るために必要なお金に関する知識や判断力に関して 思うことがあったのでお話しようと思います。

【やっとNISA始められました!】

「先生、2年間かかりました」
先日、スタッフのEさんが作業しながら話してくれました。

そう…、以前移動中の雑談のなかでNISAの話をしたことがありましたねぇ。もちろん先ほど話した「新NISA」の話なんて影も形もない頃の話です。その時の彼女の反応は「難しいですよね」とか「わかりにくいかな…」という言葉を使うことが多かったと記憶しています。
それなのに、この時は「ネット上で数字を眺めているだけで、進んでいる感じが実感できて、何となく嬉しいんです」と語っていて、正直驚きました。それも、今年の春には「やるとしても新NISAが始まってからかなぁ…?」なんて言っていたのに、めでたく年内に今年の枠もゲットして(それも混みあう前に)スタートしていたのです。素晴らしい!

【日本人の資産形成】

統計からみても日本人の資産は預貯金の割合が多いのがわかります。欧州では資産全体の中で現預金の占める割合が35%なのに対し、アメリカでは14%。それに比べると日本の54%は極端に高いとわかります。
新NISAを含む金融商品に関する様々な調査がある中で私が氣になったのがNISAの認知~利用状況の年代別、性別ごとにまとめたデータでした。
こちらは2022年発表のデータなので、最近の報道を受けて返答は変わっているかもしれませんが、年齢、性別の比率はあまり変わらないと思うので引用します。

【NISAの認知~利用状況】

少し細かいですがご覧ください。
これを性年代別で見ると、認知が最も高いのは男性60代(n=473)が89.2%、現在利用が最も高いのは、男性30代(n=453)が32.7%それに比べると、女性の利用率と認知率の低さが目立ちます。

何が原因かまではわかりませんが、「わからない、難しそう、興味がない」はあると思います。そもそも知らないという人も多くいるようです。
先ほどのEさんのような人はたくさんいると思うんですね。
「言葉は聞いたことあるけどよくわからない」彼女も当時は誰に聞けばいいのかすらわからないと言っていました。
知りたいけど、セミナーとか参加すると「カモがネギしょってきた」状態で何か売りつけられるのでは…?という恐怖があったり、薄っすらモヤがかかった状態が長かったと話していました。(正直です)

あとは、ゆっくりじっくり自分が納得するまで考えたいとも言ってました。それは、おっしゃる通り‼
せかされるのは大体良くない誘導です💦

 

このようなデータを解析する学者の中には「女性はこの手の情報に興味関心が低い」と結論を出す方もいますが、私はそうは思いません。
今年のノーベル経済学賞の受賞した、アメリカのハーバード大学のゴールディン教授の研究が興味深かったです。
社会全体が女性に求める役割、労働市場における女性の立場、男女の賃金格差の要因など、国ごとにも事情は違うと思いますが彼女の研究の中にヒントが隠れていると思います。

【誘導はしていません( ´艸`)】

改めてですが、私はEさんにNISA購入に関して具体的な銘柄の話は一切していません(笑)
噛み砕いた会話レベルの解説と最後は笑いで終わるオチをつけただけです。
あとは彼女が興味関心の種を芽吹かせ研究・行動を重ねた結果なのでしょう。

本当に何がきっかけになるかわかりませんね。
「やってみました」「始めてみました」という言葉は受けたこちらのほうが勇氣をもらえます。

早くて高くて大きいのが正解という時代はもう終わりましたね。その人なりの歩幅で確実に。
自分の考えの中でゆっくり一歩ずつ前に進んでいる姿は無理がなく落ち着いていて安心して見ていられます。
こうして皆が楽しみながらお互いの知識を共有し合い精神的にも経済的にも豊かになっていけたらいいなぁと思っています。

次回は未来×資本でお金の話の続きを
お届けします。

*こちらは「プランツアート・ラボ」『植物と仕事 幸せコラム』として2023年 10月に配信した内容です

この記事を書いている人

プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/ガーデン風水アドバイザー

主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強する。
(観相学ライフアドバイザー協会 認定講師)

自己紹介|ごんだいらあやこ ガーデン・ 風水デザイン

 

プランツアート・ラボコラムって何ですか?

※この記事は「植物と仕事 幸せ研究会 プランツアート・ラボ」で配信されたコラム記事です。

内容は以下の通りです。

↓  ↓  ↓

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名前は「植物と仕事 幸せ研究会」です。

植物を仕事にしたい、もしくは起業に興味あるという方

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そんな方に向けて月4回のコラムと月1回のオンラインセミナーをセットにしてお届けしています。

 

◆植物と仕事 幸せ研究会

プランツアート・ラボ
(*2023年まで期間限定の研究会グループです)

ガーデニング、庭づくり、植物の育て方、デザインなどの話の他に、女性の働き方、起業・副業、ビジネス、ガーデン風水、お金の話など、ランダムに「メルマガ」「動画」「セミナー」形式で配信、また交流を目的にした研究会。

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ハンドメイド作家、デザイナー、店舗経営者、

飲食関係、絵本作家、アレンジメント教室講師、

ガーデニングを仕事にしたい主婦などサポート経験あり。

menuについて⑥プランツアート・ラボ(植物と仕事 幸せ研究会)

 

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