センスの磨き方・センスの育て方

さて、今日はちょっといつもと違うお話をしてみようと思います。
私が多くの方と庭づくりのセッションをするときに、クライアントさんからよく出てくる言葉があります。
「自分にはセンスがない」です。
これは私の体感なので、数値化はできていませんが、ほとんどの方がおっしゃいます。
うーん、そうなんだ。
ん?じゃあ「センス」って何なのだろう?
皆さんにはなくて私にはあるの?…いや、そんなことはないだろう。
もし「センス」というものがあるのだとしたら、どうやって育てていけばいいのだろうか?
そんな話をしてみようと思います。
センスの正体って何でしょう
まずは自分の話を
もちろん、私だってそんなもの(センス)を 持っているとは思っていません。
でも自信があるところといえば、自然の中から感じるもの、感覚的なもの。
それはストレートに受け取ることができているんじゃないか?と分析しています。
さて、この記事を書いているわたしは、ガーデニング歴でいうと…20年くらい仕事になってからは15年以上です。
現在は主に企業や店舗さんからイベントや事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングを作成する仕事をしています。
個人のお庭のプランニングセッション・相談に関しては全国どこからでもオンラインで行っています。
風と水、自然の中から感じるものを
もちろん「家」と「庭」って切っても切り離せないものだと思うのです。
家があって暮らしがあって、人がいる。
それと同じように人も自然と切り離されてはいけないと思うのです。
そんなことから、風と水を読む環境学として古来から受け継がれてきた風水を勉強することになり そのまま風水の道へ。
実はわたくし、観相学ライフアドバイザー協会の認定『家相風水アドバイザー』です。
庭は暮らしの中で少しでも自然を感じられる場所。
その中に「センス」というものヒントがあるんじゃないかな~とぼんやり思っています。
もちろん長年の園芸生活の中で商物に関することやデザインに関することもしっかりお伝えしますよ。
そんな中でこれ面白い!役に立つ!と感じる情報なども織り交ぜてお届けします。
よろしければ、話にお付き合いください。
正体を探ることは難しい
センスの正体とは?
「センス」の正体を探っていた時期がありました。
皆さんが「センスありますよね」とか言ってくださる言葉と「自分にはなくて」という言葉の間に何があるのか?を知りたくて。
中でもこの本はしっくりきました。
これまでの私の作ってきたボロボロの作品たちもすべてここに繋がるために必要だったコト。
だから誰でも持っているし、誰でも育てていくことができる。
そんなに難しいことでもなくて、ちょっとの工夫と行動があればいいということもわかりました。
具体的な方法を考えてみた
誰でも持っているもの
タイトルでも書きました「センスを磨く」というとどんなイメージがあるのか。
何となく元からあるもの。それを磨くことによって“より輝く”…みたいに聞こえます。
しかし、自分の経験、読んできた本、セミナーやセッションに参加して得た情報をもとに色々考えた結果。
私の中では、センスというものはみんなが等しく持っている原石のようなもので、磨き方次第で「輝きに違いが出てくる」…みたいなイメージに落ち着いています。
あなたならどうっやって磨く?
これも正解はないと思っています。
自分なりの方法を見つけていくのが一番だと思います。
人に言うことをう鵜呑みにするのではなく、自分に合った心地よいものに結び付くとそれがグーンと伸びる感覚です。
特にイマジネーションが湧く経験を多くしてみることをお勧めします。
小説を読むこと。絵を観ること。音楽を聴くこと。
情景を思い浮かべるクセを付けると色や感覚、感情まで表現することができるようになってくると思います。
あと、訓練としては“削ること”は必要かな…と。
「余計な装飾がなくても伝わる」「余白が大切」「少ない材料で」…などです。
そのためにはこんなこともおススメ
例えば【和歌を詠んでみる】というものです。
和歌って短歌と違って 結構自由。
五七五 七七のリズムと 自分か行ってみたい世界観に 意識を飛ばしてイメージしてみる。
目をつぶって意識を飛ばす …って、これは瞑想ですね。
頭の中にもう一人の自分が 出てきて動き始める。
映像はクリアじゃない 少しだけ色褪せたような セピア調。
…不思議。
ドローンの映像のように 少し高い位置から徐々に 私に近づき、だんだん映像の 動きもゆっくりになって… ハイ、止まった
「草庭で かすかな声に導かれ わが身一つを 風にあずける」
できた〜大和言葉風。
こんな感じです。真似から入った感じでいいと思います。
解説するのは野暮なので、 感じてみてください。
私の好きな歌を念頭に 自然を抱きしめたい氣持ちが いっぱいの構成です。
ちなみに、その私の好きな 歌というのはこちらです ・
「何事の おわしますかは しらねども かたじけなさに 涙こぼるる」
西行法師
#和歌 #庭 #草 #風
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