日々のこと

センスの磨き方とセンスの育て方:植物と仕事 幸せコラムvol.52

さて、今日はちょっといつもと違う

お話をしてみようと思います。

私はこれまで多くの方と庭づくりの

セッションをしてきました。

かつては実際にお会いすることが

多かったのですが、最近ではオンラインで

遠くの方とお話することもあります。

そのときに、

クライアントさんからよく聞く言葉があります。

それは、

「自分にはセンスがない」という言葉です。

これは私の体感なので、数値化はできていませんが、

ほとんどの方がおっしゃいます。

たまに“枕詞”のように何か言うたびに

使う方もいます。

うーん、そうなんだ。

ん?じゃあ「センス」って何なのだろう?

皆さんにはなくて私にはあるの?

…いや、そんなことはないだろう。

おぎゃあとこの世に生まれた時から

遺伝子レベルで組み込まれている…

というのもおかしな話。

だって、

「この表現がいけている」というのは

時代によっても変わるだろうし、

何かの原因で 今みんなが「ダサい」と

認識しているものが超ハイセンスなものとして

流行っていることだってあり得なくはない。

もし本当に「センス」というものが

あるのだとしたら、どうやって

育てていけばいいのだろうか?

そんな話をしてみようと思います。

ものづくりやクリエーターになりたい方。

その先の販売まで考えている方の

ヒントになれば嬉しいです。

センスの正体って何でしょう

センスの正体とは?

例えば、皆さんが私に対して「センスありますよね」と

言ってくださる言葉の中に何があるのか?

「自分にはない」という判断をしている理由は何なのか。

多分、本人は無自覚だと思います。

だからこそ、その言葉の背景に何があるのか

を知りたいと思いました。

 

 

 

少し前の出版の本ですが

水野学さん著の『センスは知識からはじまる』

というのがあります。

センスについて体系的に語られていて

とてもわかりやすい内容です。

今回は私の考えを交えてセンスについて

皆さんにお伝えしたいと思います。

本書では、

センスとは「知識の集積」「マナー」

「相手の立場に立つこと」…などなど

言い換えられています。

発想やアイディアには知恵や知識であって

ひらめきや思い付きではないと

言っています。

人間が目にした商品、サービス、デザインや

イラスト、配置や組み合わせ…などなどを見て

「センスがいい」と決めているのは

その人の記憶の中に何かしらの形として残っているから。

よく「斬新なアイディアが降ってくる」とか

「センスがある人は考えることが違う」など

これまでに“見たことない先進的な商品(サービス)”

がヒットするものだと勘違いする人がいますが

そうではないということがわかります。

人は初めて見たものには反応できないわけで。

つくり手が積み重ねた経験・努力が

形になるとはじめて

その作品らしさ(シズル)が出る

→受け手に伝わる…というところだと思います。

※ここで「その作品らしさ」にするか

「その人らしさ」にするかは本人の選択

になっていくと思います。

こう考えると、これまでの私の作ってきた

商品にならなかったボロボロの作品たちも

すべてここに繋がるために必要だったのだと

認識できます。

だから「センス」は誰でも持っていて、

誰でも育てていくことができる…と私は自信を持って

皆さんに伝える事ができます。

誰もが等しく持っている原石のようなもので、

磨き方次第で「輝きに違いが出てくる」

…それがセンス。

あなたならどうっやって磨く?

この書籍にはセンスを鍛えるトレーニング法

なども記載してありました。

こちらの業界 マーケティングや起業案件の

発想力を伸ばす技術的なものが多かったです。

私ならば。

私が植物の仕事をするうえで大切だな…

と思うトレーニング法としては

イマジネーションが湧く経験を

多くやってみる…ということです。

植物は自然のものです。

自然を受けけ入れる心の幅のようなものを

育ててもらいたいと思うのです。

小説を読むこと。絵を観ること。音楽を聴くこと。

情景を思い浮かべるクセを付けると

(俗に言う“妄想”です)

色や感覚、感情まで表現することが

できるようになってくると思います。

あとは“削ること”を意識するのも

必要かな…と。

くっつけていくことって、結構簡単に

できるのですが、削っていくことって

それこそ、その人の“センス”が問われます。

そのためには【和歌や短歌を詠んでみる】

というものいいと思います。

限られた文字数で何をチョイスし

何を表現するか、の訓練です。

評価を求めるものではないので、自由に

やってみてOKです。

日本人らしい感覚も再確認できると思います。

植物を仕事にしたい方には、

おススメのスキルアップ法です。

*こちらは「プランツアート・ラボ」『植物と仕事 幸せコラム』として2023年1月に配信した内容です

 

この記事を書いている人

プランツアートクリエーター®/園芸福祉士
ガーデンデザイナー/風水師

主に企業や事務所、店舗空間の緑化を依頼されたり、個人邸のガーデンデザインやプランニングをしている。
家があって暮らしがあって、人がいる…そんなことから、風と水を読む環境学として風水を勉強する。
(観相学ライフアドバイザー協会 認定講師)

自己紹介|ごんだいらあやこ ガーデニング・庭づくり

 

プランツアート・ラボコラムって何ですか?

※この記事は「植物と仕事 幸せ研究会 プランツアート・ラボ」で配信されたコラム記事です。

内容は以下の通りです。

↓  ↓  ↓

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プランツアート・ラボ
(*2023年まで期間限定の研究会グループです)

ガーデニング、庭づくり、植物の育て方、デザインなどの話の他に、女性の働き方、起業・副業、ビジネス、ガーデン風水、お金の話など、ランダムに「メルマガ」「動画」「セミナー」形式で配信、また交流を目的にした研究会。

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飲食関係、絵本作家、アレンジメント教室講師、

ガーデニングを仕事にしたい主婦などサポート経験あり。

menuについて⑥プランツアート・ラボ(植物と仕事 幸せ研究会)

 

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