10分の1の努力

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あなたがある商品を取り扱っていたとします。
商品もいい、デザインもいい。
…ただ、価格はこちらで勝手に安くできない。
そして、生産現場の都合もあって量産もできないため、大量の注文を取ることができない。

「できない」「できない」「できない」のオンパレード。
でも、売りたい!いや、売ってあげたい。

どんなにいい商品でも、またこの商品が売れることによって幸せになる人が増えるとしてもこの価格じゃ勝負にならない。
値段を付けてお店に並べて販売しただけなら お客様の立場になると「ちょっと高いな」で終わってしまう。

そんなとき、どんな方法をとるか?

 

 

真っ先に思いつくのは、付加価値の説明…。

「市場との価格差を埋めるには、やはり付加価値としての商品のストーリーや背景なので、きちんと説明したものを作る!!」

でも、これはどこでもやっているので最低限のことになります。

確かに付加価値の説明は大切だけど、思いをこめて長い文章を書いたとしてもそれが買い手の心に届くかどうかは別です。

その商品が社会的にも意味のあるもので、売り手の気持ちがちゃんとしているなら、数字と言葉を上手く利用してほしいと思います。

 

まずは数字。

ビジネスで使われる数字にはいろいろあります。
2倍、30%、5倍、50%などがあります。
「%」は主にsaleなどのoffの際などに使われますし、「倍」はポイントカードなどに使われることが多いです。

ですが、今回はまったく考え方を変えます。

 

たとえば、今その商品の価格が市場価格から12倍くらいの差があったとします。ならば、そこをなんとか10倍くらいにしていただいたとして(ここは交渉力を発揮してください)1/10という数字を導き出します。

そして、言葉と数字を組み合わせます。

「この〇〇は一般的な〇〇の約10倍の価格です。

なので、無理に全部を変えなくてくださいとは言いません。 あなたが今使っている〇〇の1/10をこの〇〇に変えてみませんか?」

 

「10分の1」っていうのがとてもいい。

それは、「無理なく使って頂く」が続けて貰える基本だから。日常に近い商品ならなおさら。継続的な売り上げにつながっていきます。

お客様が「なんだそのくらいでいいんだ」「これならできる」…というところに気持ちを持っていけるかどうかなのです。

何度も言いますが、その商品の背景と社会的意義がはっきりして、売り手の気持ちがちゃんとしているなら。
お客ささんにはきっと協力してあげたいという気持ちもあると思うので、 少し“いいこと”をしているという気持ちと、「1/10でいいなら」という気軽さで理解者を少しづつ増やしていけばどちらかが無理することなく継続して行けます。

あとは、その後も続けて購入していただけるテクニックをくっつければ、継続的にお使いいただける方に定期購入してもらえると思います。

 

実は、そのテクニックのほうが大切で、急激じゃなくてゆっくり じんわり売り上げを伸していかなくては、売れたはいいけれど作り手にも負担を掛けてしまうことになります。

ポイントは、ゆっくり、じんわり売り上げを上げていくことです。

 

となると、1/10という数字は結構使えます。

こだわりの商品、職人数が激減してしまった商品、福祉施設、個人事業主、手づくり作家。

人件費や設備に投資をして生産数を増やすことのできない諸事情がある方向きです。

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ということで、私も今使っているモノたちを10分の1の努力で福祉プロダクト商品に切り替えています。
無理はしていません。
行けないときはスーパーで購入してもよし。
近くに用事があるときに、少し遠回りして寄るくらいのゆるい努力です。

そういう賛同者をたくさん作る努力をしましょう。

 

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スイモン

http://blog.livedoor.jp/risa0331suimon/

 

*園芸福祉にいがたGreencareboxnが立ちあがりました。
イベント準備中です
多くの人が優しい気持ちで金銭的にも支え合う社会を目指しています。
近日中にご案内できると思います

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